早起きのメリットと、ぐっすり寝る方法
早起きのメリット
1 朝食の時間が取れる
朝寝坊しがちな方は、朝食を摂っていない方も多いのではないでしょうか。
早起きすればしっかり朝食を摂る時間ができますが、実は「朝食を摂らないこと」が早起きできない原因の1つでもあります。
朝食を摂ることで体内時計がリセットされて、身体が昼は活動状態に、夜になると休息状態に自然となり、ぐっすり眠れることで、朝すっきり起きられるようになります。
2 趣味や勉強の時間を確保できる
夜は疲れてしまってなかなかできないことも、朝なら集中して取り組めます。
ジョギングやウォーキングなどの運動や、勉強、趣味などの時間を確保でき、1日を有意義に過ごせます。
出勤前にカフェに寄り、ゆっくり時間を過ごすのもいいでしょう。
ぐっすり寝る方法
カーテンを開けて寝る
窓から入ってくる朝日を徐々に浴びていくことで無理なく自然に目覚められます。
光が差し込まない部屋の場合は光目覚まし時計を使うのも効果的。
アラームだけの目覚まし時計よりも無理なく起きられます。
お酒の量を控える
お酒を飲むと寝付きやすくなると思って寝酒をする人も多いかと思います。
確かに入眠までの時間は短くなりますが、飲みすぎると睡眠の質と量は悪化します。ノンレム睡眠が増え、睡眠時間を減少させてしまいます。
眠る3時間くらい前までには飲み終えるようにしましょう。
またアルコールを分解するためには水分が必要なので、夜中に喉が渇いて目が覚めてしまうことも。
お酒を飲む場合はお水を一緒に多めに飲むようにしてください。
温度湿度を調整する
冬の寒い日は特に、早起きがツラいですよね。
そんな時は、単純に部屋を温めるのが効果的です。
実は、快眠に最適な温度は、夏25~27度、冬14~20度で、湿度は50~60%。
エアコンや加湿器・除湿機などで上手に調整するだけで、驚くほど眠りと目覚めが良くなります。
できるだけ光を浴びない
パソコンやスマホ、携帯などのブルーライトは「睡眠ホルモン」と呼ばれているメラトニンを減少させるので、眠れなくなってしまいます。
できるだけ就寝の1時間前には使用を止めましょう。
リラックスする
自律神経をすばやく行動できる状態の交感神経優位から体のメンテナンス中心の副交感神経優位にすると、自然と入眠できます。
そのためには、リラックスすることも大切です。
ゆっくりお風呂に入る、心地よい音楽を聴く、セルフマッサージやツボ押しなどで筋肉の緊張をほぐすなど、リラックスを心がけてください。
良いイメージをもって寝る
また、寝る前に何を考えて寝るかで、睡眠の質が変わるそうです。
寝る前には良いイメージのことだけ考え、頭の中から全てのネガティブ感情を追い出してしまいましょう。
寝る時間を分単位で早める
最近、「睡眠負債」という言葉が話題です。
毎日の睡眠不足は、借金のように積み重なり、身体に影響を与えていきます。
それを補おうと、休日に寝だめをするのは、かえって逆効果。
ますます身体のリズムが乱れて、起きられなくなります。
早起きのために1時間早く寝る、というのはなかなか無理がありますが、10分、15分だったら、早められるのでは?
毎日、10分でも早く寝るように心がけると、積み重なって睡眠負債が解消されていきます。